保育園選びのポイントからテクニックまで徹底解説!地域別に申込みの流れもご紹介~大阪市・名古屋市・新潟市~

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「保育園の申込み」と聞くと、なんとなく不安になりませんか?
そもそも保育園に入れるのか心配だったり、我が子と離れる生活への不安など、たくさんの感情が溢れますよね。

何から始めればいいか分からないという人もいるのではないでしょうか。
また、役所で手続きとなると「複雑なんじゃ…」「難しそう…」と思ってしまいがちですよね。

今回は保育園選びのポイントから、先輩ママの声やテクニックまで徹底解説!
さらに保育園の申込みの流れや注意点もまとめましたので、必見ですよ!

また、大阪市、名古屋市、新潟市の申込み方法についてまとめましたので、参考にしてもらえれば嬉しいです!

認可保育園とは?

認可保育園は、施設の広さ・職員の数・給食設備・衛生管理などの国が定める認可基準をすべて満たし、都道府県知事に認可されている施設です。

自治体が運営している公立の認可保育園と、社会福祉法人やNPO法人などが運営している私立の認可保育園などがあります。

認可保育園の保育料は自治体で設定していますが、金額には国が定める上限があります。

保育料の金額は、世帯の前年度の所得に応じて決まります。

また兄弟姉妹がいて同時に保育園に入っている場合、国の制度で2人目は半額、3人目以上は無料となっています。

認可外保育園との違いは?

認可外保育園は、都道府県知事の認可を受けていない施設で、設置や運営に関して認可保育園よりも緩やかな基準が設けられています。

認定こども園・小規模保育・家庭的保育・事業所内保育などがあり、たくさんの保護者の声に応えるため、特徴ある保育を提供している施設が多いようです。

認可外保育園への申込みは、入園したい園に直接連絡をします。

入園するのに法律で定められた基準などはなく、施設の定員が空いていればいつからでも預けることができます。

保育園選びのポイント

保育園を選ぶポイントって、たくさんあって悩みますよね。

見落としがちなポイントや、先輩ママたちの声をまとめたので、ぜひ参考にしてください。

立地

「立地」が保育園を選ぶときに、最も重視されているようです。

毎日無理なく送り迎えできる立地ももちろん重要ですが、「何で」送り迎えするかも同じくらい重要になってきます。

徒歩、自転車、車など交通手段の違いによっても選ぶ保育園は変わってきます。

特に産休・育休復帰の人は、通勤時の送り迎えをイメトレして、できたら実際に行ってみるのもおすすめです。

週明けや週終わり、月初めや月末は、お昼寝用の布団や着替えバッグなど大荷物を持っての送り迎えとなります。

また子どもが1人で歩いてくれなかったり、雨の日、夏の暑い季節、冬の寒い季節など送り迎えが大変な日はけっこうあるので、忘れずに考慮しましょう。

自転車やベビーカーを使って送り迎えするときは、保育園に置き場所があるか、台数制限があるかも確認しましょう。

通勤途中に送り迎えをするのであれば、ベビーカーを保育園で預かってもらえるか確認するのも忘れずに。

車での送り迎えも、駐車場の広さや場所など確認してくださいね。

保育園の雰囲気

「保育園の雰囲気」も重視している人が多いポイントです。

子どもたちにとって、保育園の雰囲気はとても大切ですよね。

安心して子どもを預けられるかジャッジするためにも、見学に行くのがおすすめ。

実際に保育園へ行き、清潔感があるか、遊具や園庭は安全か、教室やトイレの設備など、目で見て確認することで安心できますね。

保育園にいる子どもたちの表情や、保育士の接し方などもチェックポイントですよ。

新型コロナウイルスの影響で、園を見学できる日が決まっていたり、予約が必要だったりするので早めに確認しましょう。

赤ちゃんを連れて見学に行くのは大変なので、1人で動ける妊娠中に見学に行っておくのもおすすめです。

先輩ママたちの声

保育園を選ぶときに、「何を重視するか」を決めておくことが大切になります。

重視するポイントをリストにして、優先順位をつけておくのもおすすめです。

先輩ママたちの声を参考にしたり、地域の保育園に詳しい子育て支援センターに相談したりして、自分たちに合った保育園を見つけてくださいね。

ここからは、保育園を選ぶときに「確認すればよかった…」と思った先輩ママたちの声をご紹介します。

  • 熱などの呼び出しの基準
  • 使用済オムツの持ち帰り
  • 延長保育の料金とルール
  • 用意するものが市販で売ってない(雑巾の縫い方が決まっていた)
  • 夕方の補食がおやつ程度だった
  • 親が参加する行事が多かった
  • 父母会があった
  • 制服がブランド品で高価だった
仕事が休みの日でも預かってくれる保育園を選ぶの大事
お昼に薬を飲ませてもらえるかも視野に

合格確率をあげるためのテクニック

保育園の入園にできる限り合格するためにはテクニックも重要!

昨年の選考結果など、情報に基づいた計画立てをすると合格確率も上がります。

各地で保育園の申込みを経験してきた先輩ママのテクニックをご紹介します。

その先輩ママの入園率は、驚きの勝率100%!!

ぜひ参考にしてみてくださいね。

役所で地域の保育園一覧を入手する。
地図上で保育園の位置関係を把握する。
保育園の施設概要で、保育方針などをチェックする。特に要チェックするのは、自分が重視したいポイント!<例>イベントの数や種類保護者参加のイベントの数や種類園活動に対する保護者の参加具合(記載がない場合もあり)預けるにあたって必要になる費用項目と総額の概算園の特徴(自分の子どもの性格や保護者が求める雰囲気と合っているか)利用定員数(子どもの性格的に人数が多くても大丈夫か、など)施設のホームページがあれば、情報更新状況を確認(子どもたちの表情や雰囲気が分かる)
昨年度、一昨年度の一次選考結果を確認する。
入園したい年度の受入れ予定人数を確認する。
④と⑤を元に、自分の子どもが入園する学年の人数を予測する。
②の地図を見て、③で良いと思った保育園に印をつける。
②の地図を見て、⑥の予測で受入れの可能性がありそうな保育園に印をつける。
⑦と⑧で印が重なり、さらに自宅から送迎可能な園の中で優先順位を決めていく。ここが1番重要で、自宅から近いというだけで優先順位が高くなる訳ではないので要注意!!

認可保育園に入園できる条件

認可保育園に入園したい場合は、支給認定(保育の必要性の認定)を受ける必要があります。

支給認定には、1号認定・2号認定・3号認定の3種類があり、2号認定と3号認定を受けた子どもが認可保育園の利用を認められます。

<認定区分>

1号認定保育の必要性が認められない3歳以上の子(幼稚園を利用することが前提になる)
2号認定保育の必要性が認められる3歳以上の子
3号認定保育の必要性が認められる3歳未満の子

保育の必要性が認められる事由とは? 保護者の就労

  • 保護者の就労
  • 妊娠・出産
  • 保護者の疾病・障害
  • 親族の介護・看護
  • 災害復旧活動
  • 求職活動・起業準備
  • 就学・職業訓練校
  • 虐待やDVの恐れがある

上記と似通った状況でも、市区町村で認められる場合があるので相談してみてください。

保育園の申込みに必要な書類

保育園の申込みに必要な書類は、自治体により名称や形式の違いはありますが、基本的には同じです。

申込みに必要な申請書類は市区町村の役所や保育園でもらえます。

申込みの受付期間や申請方法は、自治体によって違うので確認が必要です。

マイナンバーの記載も必要になるので準備しておきましょう。

支給認定申請書(2号認定・3号認定用)

世帯の状況や保育を必要とする事由を具体的に記入する書類です。

入園申込書(保育施設利用申込書)

世帯の状況や保育を必要とする事由の他に、希望する保育園をいくつか記入します。

支給認定申請書と兼ねていることが多いようです。

家庭状況申告書

保育を必要とする事由を証明するための書類です。

就労証明書・在学証明書・母子手帳など、父母共に必要になります。

家庭状況申告書は早めに準備しよう!

家庭状況申告書には就労証明書や在学証明書などがあり、会社や学校へ記入をお願いする必要があります。

郵送で書類をやりとりしたり、手続きをする担当者がリモートワークだったりなど、時間がかかることがあります。

なるべく早めにお願いして、いつまでに必要か伝えておくのがおすすめ!

父母共に必要な書類なので、きちんと情報を共有しましょう。

住民課税証明書

保育料を決めるための税資料です。

希望する保育園がある市区町村に住民登録がされてない場合などに必要になります。

上記はすべての申込者に必要な書類です。

世帯や子どもの状況に応じて、延長保育申込書や採用内定通知書、子どもの障害手帳などが、さらに必要になる場合があります。

入園できる地域

職場の近くなど住んでいる市区町村以外にある保育園の方が通いやすい場合は、他の市区町村の保育園に入園することも可能です。

その場合の申込みも、住んでいる市区町村でします。

入園したい保育園がある市区町村と受付期間などが違う場合があるので、よく確認してください。

ただし認可保育園は、園と同じ市区町村に住んでいる人の方が入園の優先順位が高く、他の地区に住んでいる人は優先順位が低くなることが多いようです。

引越し予定の場合は、住居の契約書など証明できるものがあれば入園の優先度は同じになるので準備しましょう。

引越しの予定があるときの手続きは?

まず引越し先の市区町村の役所へ連絡し、保育園の情報を入手しましょう。

ホームページでも確認できますが、更新が遅れていたりするので直接連絡するのがおすすめ。

通常の申込み時の申請書類に加え、いくつか書類が増えます。

  • 住民税の課税証明書
  • 引越し後の住所がわかる書類(物件の賃貸契約書や売買契約書など)
  • 申込み代表者のマイナンバーカード&身分証明書のコピー

家庭状況によっては他にも書類が必要になります。

期日までに準備が間に合わない書類がある場合など、役所へ電話して相談してみましょう。

申請書類は引越し先の市区町村のものになりますが、提出するのは今住んでいる市区町村の役所になります。

郵送で申し込むときは、締切日が1週間早いので要注意!

さらに郵送での申込みは書類に不備があっても連絡がこないので、郵送後に無事に書類が受理されているか役所へ電話して確認すると安心です。

保育園の申込みの流れ

保育園の申込みの流れは、年度途中の入園と4月入園とで違ってきます。

年度途中から入園の申込みの流れ

年度途中での入園の申込みは、入園したい月の前月の上旬に申込みをします。

役所へ行き、空きのある保育園についての情報を教えてもらいましょう。

4月入園の申込みの流れ

4月入園の申込みは、前年度の10月~11月に受付をします。

申込み後は申請書類を元に審査・選考が行われ、2月末~3月上旬に入園内定の通知が届きます。

3月中に面接や健康診断、説明会などがあり、その後正式に入園決定となります。

地域別!保育園の申込み方法まとめ

ここからは具体的な保育園の申込方法と流れを、関東圏から中野区、板橋区、さいたま市、横浜市を例に見ていきます。

地域や家庭状況により違いますが、だいたいの流れがつかめると思いますので、参考にしてくださいね。

大阪府大阪市

出典:https://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/page/0000570115.html

大阪市では、9月5日から保育園の利用申込書を区役所や各保育園で配布しています。

大阪市ホームページからダウンロードすることもできます。

大阪市は申込受付時に面接も併せて行うため、事前に受付・面接予約が必要です。

受付・面接予約は「大阪市行政オンラインシステム」に登録して予約してください。

申込受付は、原則として住んでいる区の保健福祉センターで行いますが、保育園ごとに受付日を設けている場合もあるので、よく確認しましょう。

受付期間令和4年10月3日~令和4年10月17日
結果発送日令和5年1月25日
申請方法住んでいる区の保健福祉センター(オンライン予約が必要)
必要書類①子どものための教育・保育給付保育認定(変更)申請書兼保育施設・事業利用調整申込書(その1)②事業利用調整申込書(その2)③個人情報に係る同意書及び利用申込みに係る確認書④個人番号記載用紙⑤就労証明書
面接あり申込受付時に併せておこなうため、子どもと一緒に行く

愛知県名古屋市

出典:https://www.city.nagoya.jp/kodomoseishonen/page/0000133178.html

名古屋市の保育園の申込みに関する詳細は「広報なごや」区版の9月号と10月号に掲載されています。

名古屋市のホームページから保育園の申込みに関するパンフレット「令和5年度利用のご案内」をダウンロードすることもできます。

窓口による申請期間とオンラインでの申請期間が違うので注意してくださいね。

受付期間令和4年10月17日~令和4年12月12日(オンラインでの申込みは11月28日まで)
結果発送日令和5年2月中旬
申請方法・電子申請・窓口
必要書類①教育・保育給付認定申請書兼保育利用申込書②保育所等利用申込に係る申込児童等の状況確認票③就労証明書

新潟県新潟市

出典:https://www.city.niigata.lg.jp/kosodate/ninshin/life_stage/azuketai/ninnkahoikushisetsu/R5_04nyuen.html

新潟市は10月19日から「令和5年度4月 新潟市認可保育施設入園のてびき」が各保育園で配布されます。

新潟市のホームページからダウンロードすることもできます。

受付期間令和4年10月18日~令和4年11月1日
結果発送日令和5年2月上旬
申請方法第1希望の保育園へ提出(事情により保育園で申請できない場合は郵送も可)
必要書類①新潟市認可保育施設入園申請確認票②教育・保育給付認定兼入園申請書③マイナンバー記載用紙④就労証明書

まとめ

保育園選びの大切さがわかりましたね。。。

子どもたちが初めて社会を体験する場所ですから、慎重に選びたいですよね。

入園してみたら「自分たちには合わないかも…」と思っても、簡単には転園できません。

保育園の見学に行ったり、先輩ママに話を聞いたりして、自分たちに合う保育園に入園できるよう準備しておきましょう。

保育園の申込みは地域によって受付期間や申請方法は違いますが、申請書類や流れはほぼ同じです。

聞き慣れない言葉が並んでいるので難しく感じますが、実際に手続きする際は分りやすい見本もあるので、よく見て記入すれば大丈夫です。

これを読んだ皆さまが無事に保育園に入園できますように、心から祈っています。

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